DX Promotion Declaration
DX推進宣言
代表取締役からのご挨拶
私はソフトウェア業界に携わり25年以上、主に海外パッケージの日本市場展開を技術面で支援してまいりました。
システムエンジニアとして情報系システムの設計・開発に従事した後、製造業向けECAD製品のテクニカルアカウントマネージャー、日本・韓国のITベンダーのパートナーマネージャー、MDM(モバイルデバイス管理)製品のテクニカルカスタマーサクセス、SaaS型ERPパッケージのカスタマーサクセス、DX事業部の技術責任者として、幅広いITソリューションの提供に携わってきました。
その間、お客様と開発ベンダーの間で、利害関係者をつなぐインターフェースの役割を担ってまいりました。
こうした経験を通じて、パッケージソリューションを実業務へ展開する難しさ、そしてデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の不可逆的な流れを強く実感しています。
この思いを共にするメンバーとともに、その知見がDX推進に貢献できるとの信念から、2024年にトライエムを創業いたしました。
「トライエム」という社名は、「Tri(3つの)M」に由来しています。当社の行動規範である 3つのM —— Modest(謙虚に)、Moderate(節度を持って)、Mindful(心を込めて) のもと、常に謙虚で丁寧に、お客様へ心を寄せたサービスをご提供いたします。
トライエム株式会社
代表取締役社長 三宅 剛
SECURITY ACTION(二つ星)
トライエム株式会社は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION(二つ星)」 を宣言しました。
安全・安心なIT社会を実現するために、今後も情報セキュリティ対策を進めて参ります。
情報セキュリティ基本方針
トライエム株式会社(以下、当社)は、お客様からお預かりする情報資産および当社の情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。
1.経営者の責任
当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。
2.社内体制の整備
当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。
3.従業員の取組み
当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。
4.法令及び契約上の要求事項の遵守
当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。
5.違反及び事故への対応
当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。
制定日:2024年11月22日
トライエム株式会社
代表取締役社長 三宅 剛
トライエムのDX戦略
当社の経営ビジョンに基づくビジネスモデルを実現するための戦略は以下のとおりです。
1)デジタルデータの集積化
海外のパッケージソリューションをベースとしたデータ集積の知見をメンバーが獲得し、部署ごとに分散して保管されているデータ、異なるプラットフォームデータを統合するプラクティスを提供します。
2)デジタルデータの利活用
デジタルデータ利活用の経験を持つメンバーが獲得した知見を社内で共有して、プラクティス「トライエムメソッド」を作り上げて顧客に対するサービス品質をより向上させます。
3)デジタルデータによる業務可視化
業務可視化・改善提案のプラクティスを「トライエムメソッド」に組み込み、業務のボトルネック発見・デジタルプロセスの断絶ポイントを可視化します。
その先にある、デジタルツイン活用の支援も行うことで顧客満足度を向上させます。
4)業務アプリケーション連携
業務アプリケーション(SaaS含む)間でのデジタルデータの疎結合を実現している海外のソリューションを日本ビジネスに展開します。
5)AI活用
生成AIの利活用について、伴走型コンサルティングサービス提供を通して「トライエムメソッド」として構築、アカデミーとの連携を行うことでプラクティスの精度を上げていきます。
戦略推進のための体制・組織及び人材の育成・確保
【戦略を推進する体制・組織】
代表取締役直下のDX推進室を設置、DX推進計画の進捗・実行を管理していきます。
【戦略推進に必要な人材の育成・確保】
トライエムメソッドの展開に必要な以下の分野に特化した人材を採用・育成していきます。
・戦略コンサルタント
・技術コンサルタント
・業務改善コンサルタント
トライエムの企業文化として失敗を恐れないチャレンジを重んじる人材育成のポリシーがあります。
人材確保は直接採用をメインとするが、当社のビジネスモデルの5つの領域を遂行するために、それらのノウハウを持ったパートナーとの協業も積極的に展開していきます。
戦略推進のためのIT システム・デジタル技術活用環境の整備
【クラウドをベースとしたビジネス基盤の整備】
社内データはすべてクラウドストレージに保管を行い、業務アプリケーションはサブスクリプションをベースとしています。
社内データとアプリケーション基盤としてM365の整備を行います。
【ペーパーレス化の推進】
書類はすべてPDF化を行い、PDFのサイン機能もしくは電子署名サービス用いた押印手続きとします。
【コミュニケーションプラットフォームの整備】
顧客および社内のコミュニケーション手段としては主にMicrosoft Teamsを用いるが、Zoom・Google Meetなどの顧客指定ツールにも対応できるように整備を行います。
【AI活用プラットフォームの整備】
データプラットフォームをAzureへと移行、CoPilotを含めたAIサービスを使える環境を整備します。
AIのチューニングに必要な学習・プロンプトについては当社エンジニアが現在受講中です。
「DX戦略」の推進状況
トライエムは2024年の創業以来、デジタルネイティブな会社として、業務のすべてをデジタル基盤で遂行しています。最新のデジタル技術を積極的に取り入れ、業務の可視化とさらなるデジタル化を推進し、業務効率や成果を高めています。
また、トライエムのメンバーは常にデジタル技術をアップデートし続け、豊富な知見を培っています。
この知見を活かし、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進をサポートするサービスを提供することで、産業の垣根を越え、社会全体のDX促進に貢献してまいります。
DX戦略達成状況に係る指標
1.事業全体に占めるデジタルサービスの割合を2年後(2026年末)に80%にする。
2.DX戦略推進のための業務提携パートナーの数を2年後(2026年末)に10件にする。
戦略の推進状況を管理する仕組み
四半期に1度、「DX推進指標自己診断シート」により進捗状況をチェックし、課題を共有する。